マイクロカプセル

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マイクロカプセルとは

球体直径がおよそ1μm〜1,000μm程のきわめて微小なカプセル(容器)で、化学的または、 物理的な手法によってつくられます。
一般にカプセルの中に閉じ込める物を「芯材」とか「内包物」といい、カプセルの表面を「膜材」といいます。

マイクロカプセル化による主な効果

1. 形態改変…見かけ上、液体などの芯材を固定して取り扱うことができる。
2. 隔離効果…芯材物質との反応や混合を巻く財によって避けることができる。
3. 保存効果…芯材の保存期間を延ばすことができる。
4. 保護効果…芯材の不安定要素を安定化できる。
5. 隠蔽効果…毒性、臭気、香料などを隠蔽できる。
6. 放出抑制…芯材の放出を抑制できる。

膜材の種類

  主な製品 μm 強度
比較
膜厚
可変
気密性
比較
透明性
比較
ゼラチン 磁性粉 70〜2,000
ゼラチン・アラビアゴム フォトクロミック 20〜500 中強 ×
メラミン樹脂 香料、温度反応 1〜50 中弱
尿素・ホルマリン樹脂 アクリルモノマー 30〜200 × 最優
ウレタン樹脂 染料、顔料 1〜200 中弱

弊社の製法にてマイクロカプセル化できる芯材は原則として水溶性ではないものです。詳しくは弊社までお問合せください。

1μm〜1,000μm

マイクロメートル(μm) = マイクロ10-6  1μm = 0.000001m = 0.001mm

手法

マイクロカプセル化のプロセス

膜材・芯材(内包物)

膜材・芯材(内包物)構造